蕁麻疹
子どもの蕁麻疹(じんましん)は、皮膚の表面が盛り上がり、多くはかゆみを伴います。場所や形、大きさはさまざまで急に出てきては数時間から数日で消えることが一般的です。
子どもの蕁麻疹の主な原因
原因不明であることが多く、起こしやすい体質をもっていて、かぜや疲れをきっかけに起こります。その他の原因としては次のようなものがあります。
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食物アレルギー
卵、牛乳、小麦、そば、ナッツ類などが原因となることがあります。特にそばアレルギーは重篤な症状を引き起こすことがあり、注意が必要です。 -
感染症
風邪やウイルス感染が引き金となることがあります。 -
物理的な刺激
寒暖差、圧迫、摩擦などの物理的な刺激によっても蕁麻疹が起こることがあります。
蕁麻疹が出た時の状況からわかることがあるので、その際に記録しておくと繰り返し出た時に原因を見つけることができます。
蕁麻疹が現れた際の対処法
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患部を冷やす
患部を冷やすことでかゆみを和らげる効果があります。 -
入浴の時は
症状があるときはぬるま湯にして短時間で入りましょう。 -
薬を服用する
医師の指導のもと、抗ヒスタミン薬を使用することで症状の緩和が期待できます。繰り返し出る場合は飲み薬を一定期間飲み続けることがあります。
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運動に関して
症状があるときは運動は控えましょう。