胃カメラ検査
当院の胃カメラについて
日本人の3大がんは胃がん・大腸がん・肺がんと言われています。
それぞれのがんは初期の段階ではほとんどが自覚症状はありません。そのため、初期段階で見つけるためには
胃がん→胃カメラ
大腸がん→大腸カメラ
肺がん→胸部レントゲン検査・CT検査
など、それぞれに対応した検査が必要です。
胃がんは男性・女性ともに死亡率や罹患率の上位を占めています。もし胃カメラにより早期に発見できれば、治療により根治出来る可能性が高くなるのです。
どんな時に胃カメラが必要?
- 食べた後に胃もたれ、痛みが続く
- 胃酸が上がってくるような症状が続く
- みぞおちが痛い
- 吐き気や満腹感が続く
- 黒い便がでた(タール便)
- 貧血を指摘された
- 体重が徐々に減ってきている
- 胃のバリウム検査で要精密検査と言われた
- ペプシノーゲン検査が陽性と言われた
- ピロリ菌が陽性と言われた
- 40歳以上になっても胃カメラの経験がない
胃カメラは苦しくないの?
鼻の中に麻酔をしたあと、経鼻内視鏡を用いて鼻から喉を通り胃カメラをします。
経鼻内視鏡は小指より細い5.9mm前後の細さであり、経口内視鏡の8〜10mmと比較して約半分の太さです。そのため喉を通るときの苦しさが軽減され、楽にカメラをすることが可能です。
ご希望に応じて、静脈麻酔を用いた胃カメラ検査も可能です。
静脈麻酔を使用することにより、ウトウトしているか、または眠っている状態で検査を終えることが可能です。
※静脈麻酔の効果には個人差があります
静脈麻酔が効きづらい人はいるの?
静脈麻酔が効きづらい例としては
- お酒の強い人方
- 抗不安薬や安定剤を服用している方
- アレルギーの薬を服用している方
- 体質的に鎮静剤が効きづらい方
などが挙げられます
ただし実際に静脈麻酔で眠れなかったとしても、検査中のことはほぼ覚えていないという方も多く見られます。
静脈麻酔についてご不明な点がありましたらお気軽に相談して下さい。
胃カメラの費用は?
胃カメラをした時の費用は3割負担で約5000円前後です。それに加えて静脈麻酔・組織の採取(生検)・ピロリ菌検査などをそれぞれ追加した場合は3割負担で7000円〜16000円前後の費用がかかります。
胃カメラで診断できる主な病気
- 逆流性食道炎
- 食道裂孔ヘルニア
- 胃炎
- 胃潰瘍
- 胃ポリープ
- アニサキス感染症
- 十二指腸炎
- 食道がん
- 萎縮性胃炎
- ピロリ菌感染
- 胃がん
- 十二指腸がん
胃カメラ検査の流れ
検査予約
胃カメラをご希望の方は一度受診して頂き、検査の予約を致します。受診に関しましては特に電話での予約は必要ありません。
受診の際に感染症等を調べる採血を追加させて頂きます。
検査前日
検査前日の夕食は夜の9時までにすませて下さい。
水分は制限ありません。
検査当日
当日の朝ごはんは食べずに来院して下さい。
毎日飲まれているお薬は服用して頂いても結構です。水やお茶、スポーツドリンク等の色についていない透明な水分の摂取は検査開始2時間前まで可能です(ジュースや牛乳等はお控え下さい)
※鎮静剤をご希望の方は検査後の車での移動は事故に繋がりますので控えて頂きます。来院には電車等のご利用をお願い致します。
ご不明な点がありましたらいつでもお気軽にスタッフへ相談して下さい。