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BCGワクチン

結核

結核は現在日本国内で年間10000人以上の新規患者を認め、1500人以上が命を落としている感染症です。

昭和20年代までは結核は日本の死亡原因の第一位でしたが、BCGワクチンの普及や生活水準の向上により結核の死亡数は激減しました。

現在の結核発症者の大半は70歳以上であり、免疫力の低下が感染の原因とされています。

BCGワクチンについて

乳幼児は免疫力が弱いため、結核にかかると重症化しやすい傾向にあります。

BCGワクチンには結核の発病を1/4に抑える効果があり、小児の結核の重症化(粟粒結核や結核性髄膜炎)には特に効果があるといわれています。ワクチンの予防の効果は10~15年持続します。

BCGはなぜ皮下注射じゃないの?

昔はワクチンを内服する方法を行っていましたがあまり効果がないため注射法で行っていました。しかし、注射法では接種後の跡が目立つため、なるべく目立たないようにと現在の針(管針)が開発され、経皮接種法が導入されました。

BCGのおすすめの打ち方は?

生後11か月までに1回接種するワクチンです。標準的な接種時期は生後5か月から7か月とされています。

現在は赤ちゃんの結核の流行は少ないため、流行しやすい百日せきが含まれる4種混合、または5種混合ワクチンの接種を3回受けた後の生後5か月ごろに接種するのが最適です。

接種時の注意

細い9本の針を押し付ける経皮接種法で行います。BCGに含まれる結核菌が死滅しないよう接種部位が乾くまでは触らないようにします。

約10分程度で乾きます。

接種後の副反応

接種は2~3週間後にぽつぽつと腫れて膿がでることもありますが、ほとんどは数か月で自然に治ります。塗り薬や貼り薬はつけないようにして下さい。

稀に接種後1~2か月後に脇の下のリンパ節が腫れることがあります。

先天性に免疫低下を持つ子供に接種した場合は結核菌が全身に回ってしまうことがあります。

接種後早い時期(3~10日)に赤くはれて膿をもってくることをコッホ現象といいます。この場合は接種前より結核菌へ感染している可能性があるため、詳しい検査が必要です。

 

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