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軽度の血尿・タンパク尿

学校健診や3歳児健診、幼稚園や保育園の尿検査で軽い血尿やタンパク尿が見つかることがあります。このような尿検査は腎臓病を早めに発見し、早期に治療することを目的として行われています。

血尿について

尿に血液が混じる状態を「血尿」といいます。見た目でわかる「肉眼的血尿」と、検査でしかわからない「顕微鏡的血尿」があります。

主な原因

  • 激しい運動後の一時的な血尿
  • 尿路感染症
  • 尿管結石
  • 腎炎(IgA腎症など)
  • 外傷

タンパク尿について

尿に通常より多くのタンパク質が含まれている状態です。健康な人でも一時的に出ることがあり、「持続性」があるかどうかが重要です。

主な原因

  • 一過性タンパク尿(発熱・運動・脱水などによるタンパク尿)
  • 起立性タンパク尿(立っている時だけ出る。成長期に多い)
  • 腎疾患によるタンパク尿

※起立性蛋白尿(体位性蛋白尿)

立ったり腰を曲げたりする時だけ出る蛋白尿のことで、腎臓に悪い原因があるわけではありません。蛋白が多量に出るわけではないため顔や体がむくんだり尿量が減少するなどの症状が出ることはありません。また。食事や運動の制限も特に必要なく、普段の生活をしていても問題ありません。

血尿・タンパク尿の診断方法

尿検査

学校検尿や健診での異常がきっかけになることが多くみられます。

異常があった場合は再検査を行い、持続性の有無や原因を確認します。

血液検査・超音波検査
  • 腎機能や炎症の有無を調べます
  • 腎臓の形や大きさに異常がないかを調べます

保護者の方へ

学校検尿で「血尿」や「タンパク尿」が指摘されると驚かれるかもしれません。しかし多くは一時的なもので、深刻な病気ではないことが多くみられます。ただし、まれに腎炎など早期治療が必要な病気が隠れていることもありますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

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