小児科/予防接種/乳幼児健診
小児の定期接種
生後2ヶ月から
- インフルエンザ菌(ヒブワクチン)
- ロタウイルスワクチン
- 肺炎球菌ワクチン
- B型肝炎ワクチン
- 5種混合ワクチン
(百日咳+ジフテリア+破傷風+ポリオ+ヒブ)
生後5ヶ月から
- 結核菌(BCGワクチン)
1歳から
- 水痘ワクチン(水ぼうそう)
- 麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)
3歳から
- 日本脳炎ワクチン
お子様の健診について
当院では4ヶ月健診・10ヶ月健診・1歳6ヶ月健診の乳幼児健診を行っております。
4ヶ月健診
母子保健法では義務ではなく任意となっていますが、ほとんどの自治体で行われています。
受診の目安に決まりはありませんが、 首がすわった頃に合わせて行くのが良いでしょう。
健診の主な検査項目は次のとおりです。
- 身長・体重・頭囲などの測定
- 首の座り具合
- 目で物を追うか
- 頭にわずかなへこみ(大泉門)があるか
- 音には反応するか
- 頸は硬くないか
- 心音、呼吸音の確認
- 股関節が硬くないか
- 臍や股の付け根、陰嚢や外陰部の確認
10ヶ月健診
こちらも任意の健診です。
生後10ヶ月になると運動能力の発達によりハイハイやつたい歩きが出来たり、手づかみ食べが出来るようになる時期です。行動範囲が広がるため、家庭内の事故予防がますます重要になります。
また人見知りが始まる時期でもあります。医師と目が合うだけで泣き叫んでしまう場合もありますが、その反応はむしろ正常な反応ともいえます。
健診の主な検査項目は次のとおりです。
- 身長・体重・頭囲などの測定
- おすわり、ハイハイが出来るか(個人差あり)
- 視線が合うか
- 心音、呼吸音の確認
- 臍や股の付け根、陰嚢や外陰部の確認
- 顔にかけた布を手で取れるか(ハンカチテスト)
- 両足でバランスを取れるか(ホッピング反応)
- 両手で体を支えようとする動きが出来るか(パラシュート反射)
1歳6ヶ月健診
母子保健法に基づき、市町村による健康調査の実施が義務付けられています。
1歳半頃になると上手に歩けるようになり、手先も器用に使えるようになります。ハイハイをせずに、お尻を使って移動していた場合(シャフリングベビー)でも、ほとんどが2歳頃まできちんと歩けるようになります。
また「パパ」「ママ」「ワンワン」など、意味のある言葉も話すようになりますが、言葉の発達にはかなりの個人差があり、一言も話さない子もいます。
健診の主な検査項目は次のとおりです。
- 身長・体重・頭囲などの測定
- 歩行の状態の確認
- 言語理解の確認
- 心音、呼吸音の確認
- 腹部の確認
- 斜視がないかの確認
- 鼠径部の確認