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傷口が赤く腫れた

丹毒・蜂窩織炎

傷口が赤く腫れてきたり、膿がでて熱をもったりする症状が持続している場合は丹毒や蜂窩織炎を疑います。

丹毒や蜂窩織炎はどちらも同じ細菌感染による皮膚の炎症のことをいいます。丹毒は真皮までの浅い感染、蜂窩織炎は皮下組織までの深い感染として区別します。

ひっかき傷・刺し傷・やけど・水虫・動物咬傷(猫や犬に噛まれた)・皮膚の疾患などが原因となります。明らかな傷口が見当たらなくても蜂窩織炎を発症する場合もあります。

丹毒・蜂窩織炎の原因菌

溶連菌(A群β溶血性連鎖球菌)や黄色ブドウ球菌が傷口から皮下組織へ侵入することにより蜂窩織炎が起こります。

丹毒・蜂窩織炎の治療方法

抗生剤による治療が主な治療となります。

赤く腫れた内部に膿瘍を認めた場合は切開し膿瘍を排出する処置を追加する場合があります。

壊死性筋膜炎について

急速な炎症の進行を伴い、筋肉の周囲が壊死(組織が死滅すること)してしまう状態です。

切創・軽微な外傷・虫刺され・熱傷などの傷口への細菌感染から発症したり、まれに魚介類を摂取が原因となることもあります。

主な原因菌は溶連菌(A群β溶血性連鎖球菌)や黄色ブドウ球菌、大腸菌、ビブリオなどで、蜂窩織炎を引き起こす原因菌とほぼ同じです。

放置すると敗血症となり、多臓器障害を引き起こした場合は致死的となります。

 

小さな傷口でも放置せずに

蜂窩織炎でも軽度のものは症状が少ないため、何もせずに放置してしまうかもしれません。しかし、実際には小さな傷口から感染が広範囲に広がり入院になるケースもあります。稀ではありますが壊死性筋膜炎という怖い病気もあるため、傷口は放置せず早めのうちにしっかりと適切な治療を行うことが大切です。

 

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