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人間ドック

当院の人間ドックについて

人間ドックとは、自覚症状のない病気や今後に起こりうる病気をいち早く発見し、予防するための大切な検査です。

当院の人間ドックは

【人間ドック基本メニュー】をベースにして、様々な検査項目を組み合わせたメニューを作成しております。

【人間ドック基本メニュー】

身体測定 身長測定・体重測定・腹囲・BMI・体脂肪率
身体検査 血圧測定
採血検査

白血球・赤血球・Hgb・血小板

総ビリルビン・直接ビリルビン・AST・ALT・γーGTP

アルブミン・BUN・クレアチニン・eGFR

Na・K・Cl
中性脂肪・LDLコレステロール・HDLコレステロール

尿酸値・空腹時血糖・HbA1c

尿一般検査 尿潜血・尿糖・尿タンパク・尿中白血球
その他 胸部レントゲン検査・心電図検査

昔と違い、現代は生活様式や食生活が実に多種多様化しました。それに応じて人々の健康に対する営みや価値観は常に変化し、多くの情報が飛び交うネットワーク社会の影響もあり、人々の病気に対する悩みや不安は実に様々です。

当院では、多種多様化の社会で生活する皆様の様々なニーズに対応できるような人間ドックの提供を心がけております。

数々の人間ドックメニューとオプション検査の中から皆様のお身体に適した、または興味のあるメニューを選んでいただき、活用して頂けますと幸いです。

※メニューの内容と価格は随時変更する場合があります

①生活習慣病予防のための人間ドック:21680円(税込)

【人間ドック基本メニュー】

腹部エコー検査・便潜血検査

【人間ドック基本メニュー】の採血項目には脂質関連・血糖関連・腎機能・尿酸値が含まれています。

食生活や運動、アルコール摂取などの生活習慣は脂質異常症・糖尿病・高血圧の3大成人病を発症させる原因となります。また、高血圧・糖尿病・高尿酸血症は進行すると腎臓の機能障害へと発展するため、早期発見・早期治療がとても重要です。

また高脂肪食やアルコール過多は脂質異常症を進行させ、脂肪肝による肝機能障害の原因となります。健診で指摘される肝機能障害の多くは脂肪肝による影響です。脂肪肝の有無の精査を目的としてこちらのメニューには腹部エコー検査を追加しております。

 

おすすめの追加検査 料金(税込み)
血圧脈波検査(ABI・CAVI) 1500円
LOX-index 13200円
   

 

 

 

②心筋梗塞や脳梗塞が心配な方の人間ドック:29550円(税込)

【人間ドック基本メニュー】

LOXーindex・血圧脈波検査(ABI・CAVI)

【人間ドック基本メニュー】にLOXーindexと血圧脈波検査(ABI+CAVI)を追加したメニューになります。

LOXーindexとは血管障害の原因物質(変性LDLとLOX-1)を測定することにより将来の心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクを判定する検査です。LOXーindexは採血検査により測定します。

LOXーindexの数値が高い場合は将来的に心筋梗塞や脳梗塞の発症するリスクが高いと判断し、生活習慣(過食・高脂肪職・アルコール・タバコ・運動不足等)の早急な改善、または疾患に対しての治療が必要です。

LOXーindexは

  • 家族に心筋梗塞・脳梗塞に罹患された方がいる
  • 生活習慣病(高血圧・糖尿病・高脂血症)をお持ちの方
  • 動脈硬化が心配な方
  • 40歳以上の方

にお勧めされる検査です。

血圧脈波検査(ABI+CAVI)とは左右の腕と足の血圧の測定を交互に行い、動脈硬化の状態を測定する検査です。

血圧脈波検査装置で測定できる項目は下記の3項目です。

  • CAVI(血管の硬さ)
  • ABI(血管の詰まり具合)
  • 血管年齢

横になり測定するだけの検査なので特に痛みを伴うことなく、気軽に受けていただける検査です。

 

おすすめの追加検査 料金(税込み)
高血圧採血セット(レニン活性・血漿アルドステロン) 2100円
腎機能採血セット(シスタチンC・Ca・P・尿中アルブミン) 2000円
心機能採血セット(CK-MB・NT-proBNP) 2200円

 

 

 

③高血圧が気になる方の人間ドック:22000円(税込)

【人間ドック基本メニュー】

追加採血項目(血漿レニン活性・血漿アルドステロン濃度・TSH・FT3・FT4
血圧脈波検査(ABI・CAVI)

【人間ドック基本メニュー】の採血項目にレニン・アルドステロンという血圧を調節するホルモンの測定と甲状腺機能の採血項目を追加したメニューです。レニン・アルドステロンが過剰分泌される疾患の中に腎血管性高血圧があります。腎血管性高血圧の原因は主に動脈硬化です。アルドステロンが過剰に分泌されると血管収縮作用により血圧が高くなり、また電解質であるK(カリウム)の低下を認める場合があります。

高血圧の原因である動脈硬化の測定には血圧脈波検査(ABI+CAVI)が適しています。痛みを伴わない簡易的な検査ですが、血管の詰まりや硬さを評価できる優れた検査です。

腎血管性高血圧は二次性高血圧に分類されます。二次性高血圧の原因となる疾患には様々なものがあり、その中には甲状腺疾患や睡眠時無呼吸症候群も含まれます。

 

おすすめの追加検査 料金(税込み)
睡眠時無呼吸簡易検査 11000円
   

 

④糖尿病が気になる方の人間ドック:21750円(税込)

【人間ドック基本メニュー】

追加採血検査(空腹時インスリン・TSH・FT3・FT4・膵アミラーゼ・リパーゼ・エラスターゼ)

膵臓がん腫瘍マーカー(CEA・CA19-9・DUPAN‐2)

採血項目の血中空腹時インスリンの測定により、インスリンの分泌能やインスリンの抵抗性を確認することができます。インスリン抵抗性とは、インスリン濃度に見合ったインスリン作用が得られていない状態のことをいい、肥満や高血圧、脂質異常症はインスリン抵抗性を有することが多い傾向にあります。

糖尿病を合併する疾患には甲状腺疾患・膵疾患(慢性膵炎や膵がんなど)・肝硬変などがあり、糖尿病以外の症状を有する場合は精密検査が必要になります。

糖尿病合併症のひとつに動脈硬化があり、虚血性心疾患や脳梗塞の危険因子へと発展します。糖尿病患者が虚血性心疾患を起こす頻度は高く、欧米では糖尿病患者の40~50%で心筋梗塞が直接死因となっています。脳梗塞に関しては非糖尿病者と比較して2~4倍の高頻度になります。

糖尿病合併症でさらに気をつけなければならないのは糖尿病性腎症です。糖尿病が進行していくと腎臓の細かい血管が徐々に破壊され、腎機能障害を合併します。腎機能障害の末期である腎不全まで進行してしまうと人工透析なしでは生命の維持が困難になってしまいます。そうなる前に早期発見・早期治療を心がけましょう。

おすすめの追加検査 料金(税込み)
血圧脈波検査(ABI・CAVI) 1500円
腎機能採血セット(シスタチンC・Ca・P・尿中アルブミン) 2000円
   

 

⑤肝機能が心配な方の人間ドック:24530円(税込)

【人間ドック基本メニュー】

追加採血検査(ChE・ALP・TSH・FT3・FT4・HBs抗原・HCV抗体)
腹部エコー検査

肝機能障害がある場合に上昇しやすい項目を追加したメニューです。肝機能障害で特に頻度が高いものは脂肪肝であり、健診などで肝機能障害によるD判定をよく見かけます。脂肪肝や胆石症、そのほかの肝疾患をスクリーニングするために腹部エコー検査を行います。

そのほか肝機能障害の原因となる甲状腺疾患・糖尿病・B型肝炎・C型肝炎の有無を採血により確認します。

 

⑥お酒が好きな方の人間ドック:26950円(税込)

【人間ドック基本メニュー】

追加採血検査(M2BPGi・膵アミラーゼ・リパーゼ・エラスターゼ・アンモニア)

腹部エコー検査・血圧脈波検査(ABI・CAVI)

 

毎日のアルコール過剰摂取は肝炎と膵炎のリスク因子となります。肝臓の線維化の指標となるマーカーと膵臓の酵素、アンモニアを追加したメニューです。

1日の適切なアルコール量は20gとされており、これは5%ビールであれば500ml、7%缶酎ハイであれば350ml、日本酒であれば1合(180ml)程度の量となります。これ以上の量を頻回に摂取している場合はこちらの人間ドックメニューがお勧めです。

追加採血項目であるM2BPGiは肝臓の線維化(肝臓の硬さ)の指標となるマーカーです。線維化の程度はF1・F2・F3・F4に分類され、F4は肝硬変に相当します。肝臓の線維化が進行すると肝臓がんを発症しやすくなり、注意が必要です。

 

おすすめの追加検査 料金(税込み)
肝臓がん腫瘍マーカー(AFP・PIVKA‐Ⅱ) 2300円
膵臓がん腫瘍マーカー(CA19-9・DUPAN‐Ⅱ・CEA) 3200円
食道がん腫瘍マーカー(CEA・SCC) 1950円
胃がん腫瘍マーカー(CEA・CA19-9) 2200円
睡眠時無呼吸簡易検査 11000円

 

⑦タバコをよく吸われる方の人間ドック:21300円(税込)

【人間ドック基本メニュー】

肺がん腫瘍マーカー(CEA・SCC・CYFRA)
尿細胞診・血圧脈波検査(ABI・CAVI)

タバコと関連のある疾患は悪性腫瘍・動脈硬化・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・気管支喘息

歯周病・萎縮性胃炎など実に様々です。発生しうる悪性腫瘍には肺がん・口腔がん・咽頭がん・食道がん・胃がん・膀胱がん・尿管がん・膵がんなどがあります。また動脈硬化は心筋梗塞などの虚血性心疾患や脳梗塞などの脳卒中を引き起こす原因にもなります。

ブリンクマン指数という指標があり{1日のタバコの本数✖年数}で計算できます。ブリンクマン指数で400以上を超えると肺がんのリスクが確実に上昇するといわれています。ブリンクマン指数が700以上の場合はCOPDの呼吸器疾患や虚血性心疾患、喉頭がんのリスクが上昇します。

タバコの本数が多い方の人間ドックとしては動脈硬化の精査と悪性疾患のスクリーニングが必要となります。喉頭がんや咽頭がんに特異的な腫瘍マーカーはないため、上部内視鏡検査による咽頭・喉頭の観察が必要となります。ご自分のブリンクマン指数がかなり高い数値であればLOX‐indexを追加し、虚血性心疾患や脳卒中のリスクを把握しておくのが良いでしょう。

 

おすすめの追加検査 料金(税込み)
便潜血検査 1100円
頸動脈エコー 3850円
LOX-index 13200円
胃カメラ検査 12540円
食道がん腫瘍マーカー(CEA・SCC) 1950円
胃がん腫瘍マーカー(CEA・CA19-9) 2200円

 

⑧腎機能が心配な方の人間ドック:24580(税込)

人間ドック基本メニュー

追加採血検査(シスタチンC・カルシウム・リン・尿中アルブミン)

腹部エコー検査・尿沈渣・尿細胞診

腎機能障害を引き起こす原因として高血圧・脂質異常症・糖尿病が挙げられます。

生活習慣病による腎血管の障害は腎硬化症や糖尿病性腎症へと進行し、未治療のまま経過すると腎不全となり透析治療が必要となります。

その他には前立腺肥大症や尿管結石、膀胱がんなどが腎機能障害を引き起こす原因となります。

この人間ドックメニューは腎機能障害の際に変化しやすい電解質と腎機能の評価の指標となるシスタチンCを追加しております。シスタチンCは筋肉量や年齢、性差に影響を受けることが少ないタンパク質であり、腎機能をより正確に評価する際に用います。

追加項目にある尿沈渣とは、尿の中の細胞や結晶などを調べて腎臓や尿路の疾患の有無を検索します。尿細胞診検査は尿中に含まれる細胞に悪性のものがないかを調べる検査です。

 

おすすめの追加検査 料金(税込み)
前立腺マーカー(PSA・)※男性のみ 1100円
血圧脈波検査(ABI・CAVI) 1500円

 

⑨胃癌が心配な方の人間ドック:29150円(税込)

人間ドック基本メニュー

追加採血検査(HBs抗原・HCV抗体・梅毒定性TP抗体・梅毒RPR)
胃カメラ検査

胃カメラが主体の人間ドックになります。内視鏡を受ける際に感染症の採血項目が必要となります。

眠りながら胃カメラ検査を希望される場合は静脈麻酔の費用が追加されます。

静脈麻酔:4290円(税込)

※静脈麻酔を希望される方は安全のため車での来院はご遠慮願います。

 

⑩ピロリ菌と胃炎を調べたい方の人間ドック:25200円(税込)

【人間ドック基本メニュー

胃ABC検査(ヘリコバクターピロリ抗体・ペプシノゲン)
尿素呼気検査

胃がんの発生リスクを調べる胃ABC検査とピロリ菌の有無を調べる尿素呼気検査を追加した人間ドックです。

胃カメラが苦手な方にお勧めです。

※ただし胃ABC検査、または尿素呼気検査のどちらかに異常値を認めた場合は胃カメラによる検査をお勧めします。

 

⑪大腸癌が心配な方の人間ドック:43600円

【人間ドック基本メニュー】

追加採血検査(HBs抗原・HCV抗体・梅毒定性TP抗体・梅毒RPR)
大腸カメラ検査

大腸カメラを主体とした人間ドックです。こちらは静脈麻酔料金込みの検査になります。

大腸カメラをする前準備としてカメラ前日に食べる検査食(ダルムスペースデリシア2食)と検査当日の下剤(モビプレップ)をお渡しする

必要があります。

こちらのドックを希望される方は予約当日に【人間ドック基本メニュー】と追加採血検査を受けて頂きます。その際に内視鏡検査の日程の予約をします。お帰りの際に検査食と内視鏡用の下剤をお渡しし、後日に内視鏡検査を行います。

※大腸カメラは静脈麻酔を使用して行います。安全のため車での来院はご遠慮願います。

 

⑫胃カメラ+大腸カメラ+人間ドック:55000円(税込)

人間ドック基本メニュー

追加採血検査(HBs抗原・HCV抗体・梅毒定性TP抗体・梅毒RPR)
胃カメラ検査+大腸カメラ検査

胃カメラと大腸カメラを一度に行う人間ドックです。⑪と同様に静脈麻酔料金込みのメニューになります。

大腸カメラをする前準備としてカメラ前日に食べる検査食(ダルムスペースデリシア2食)と検査当日の下剤(モビプレップ)をお渡しする

必要があります。

こちらのドックを希望される方は予約当日に【人間ドック基本メニュー】と追加採血検査を受けて頂きます。その際に内視鏡検査の日程の予約をします。お帰りの際に検査食と内視鏡用の下剤をお渡しし、後日に内視鏡検査を行います。

※大腸カメラは静脈麻酔を使用して行います。安全のため車での来院はご遠慮願います。

 

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